病棟内での作業療法


病棟内での作業療法について、作業療法士さんに聞いてみました!

少しでも作業のことが伝われば良いな…♪


作業療法では、ひとが生活する上で起こる全ての出来事

(食事、睡眠、生活リズム、対人交流、社会参加など)

に対し、生活のしづらさやストレスを抱えている方を対象として、自分らしく、より良い生活が送れるように支援しています。

 

当院の作業療法は、各病棟に担当者を配置しており、

患者さん1人1人の生活に視点を充て、

回復過程に応じて目的をもって作業療法を実施しています。

 

例として、「塗り絵活動」を選択したとします。


複数人が同じ「塗り絵活動」という手段を用いても、

Aさんは「決まった時間に作業療法に参加し生活リズムを整える」

Bさんは「現実にないことを認知する幻聴や妄想などの陽性症状から離脱し、現実的に過ごす」

Cさんは「塗り絵の出来栄えを他者と共有することで、対人交流技能の向上を図る」

というように、「塗り絵活動」1つでも、

1人1人作業療法に参加する目的は異なります。

 

作業療法士が個別に評価を行ない、生活歴や既往歴、本人の思い、今後の方向性などを参考にして、1人1人に合わせた作業活動の提案・提供をさせて頂いています。



さまざまな活動を病棟内でもしておりますので、他にどんなことしているの?等

疑問に思うことがあれば質問コーナーへもコメントください(⌒∇⌒)

皆さんからのご意見、お待ちしております♪